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※本記事の内容は2026年8月時点のものです。会員ランクの条件・特典、ポイントの購入価格は変更される場合があります。最新の内容は公式サイト・アプリでご確認ください。
こんにちは、テツです。年間200泊以上ホテルで生活していて、IHGはダイヤモンド会員です。IHGは4大ホテルグループのなかで、いちばん仕組みが分かりにくいプログラムだと思っています。ヒルトンやマリオットと同じつもりで読むと、かなりの確率で誤解します。実際に私も、泊まりながら覚えたことがいくつもあります。
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IHGのダイヤモンドになったら、ラウンジと朝食が使えるんですよね?ヒルトンと同じ感じですか?

そこが最大の落とし穴です。IHGは、ランクが上がってもラウンジには入れません。ヒルトンやマリオットとは仕組みがまったく違います。朝食も、ダイヤモンドにならないと付きません。この2つを知らずに目指すと、40泊してもがっかりすることになります。
この記事でわかること
- 5つのランクと、上がるための条件
- IHGはランクではラウンジに入れません。では、どうやって入るのか
- 朝食が付くのはダイヤモンドだけ。ヒルトン・マリオットとの決定的な差
- 私のやり方:40泊+ポイントを買い足してダイヤモンド。追加でいくらかかるのか
- ⚠️ダイヤモンド達成に「カウントされないポイント」があります
- 40泊するか、225ドル払うか。インターコンチネンタル アンバサダーという近道
- 私はアンバサダーに入っていましたが、やめました。その理由
- 私のIHGの使い方。安く泊まってポイントを貯め、最高級のリージェントに泊まる
- はっきりおすすめしない人
IHGワンリワーズとは。登録は無料です
IHGワンリワーズは、IHGホテルズ&リゾーツの無料の会員プログラムです。インターコンチネンタル、クラウンプラザ、ホリデイ・イン、ホテルインディゴなどが対象です。登録すると泊まるたびにポイントが貯まり、実績に応じてランクが上がります。
日本でいちばん見かけるのはANAクラウンプラザとホリデイ・インだと思います。このあたりの「どのグループにどのホテルが入っているか」は、グループ選びの記事にまとめてあります。
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外資系ホテルグループ4社どこから始める?マリオット・ヒルトン・ハイアット・IHG【年200泊の結論】
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5つのランクと、上がる条件
2026年8月時点の条件です。IHGの特徴は、泊数だけでなく「獲得ポイント」でも上がれることです。ゴールド以上は、どちらか片方を満たせば到達できます。
| ランク | 条件(どちらか) | これで変わること |
|---|---|---|
| クラブ | 登録するだけ(無料) | 会員料金/無料Wi-Fi |
| シルバーエリート | 10泊 | ポイント20%増/ポイントの有効期限なし |
| ゴールドエリート | 20泊 または 40,000ポイント | ポイント40%増/マイルストーン特典の対象になる |
| プラチナエリート | 40泊 または 60,000ポイント | ポイント60%増/部屋のアップグレード/ウェルカムアメニティ |
| ダイヤモンドエリート | 70泊 または 120,000ポイント | 朝食(ウェルカムアメニティで選べる)/ポイント100%増 |
ここで覚えておいてほしいのは「40泊」と「70泊」です。40泊はプラチナの条件であり、あとで出てくるラウンジの年間会員資格をもらえる節目でもあります。70泊はダイヤモンドの条件ですが、現実的には泊数ではなくポイントで取りにいきます。
IHGには、ランクとは別に「もう1つの仕組み」があります
IHGが分かりにくい最大の理由が、ここです。IHGの特典は2階建てになっています。
| 仕組み | どういうものか | ここでもらえるもの |
|---|---|---|
| ランク | 泊数かポイントで上がる。5段階 | ポイントの増量/部屋のアップグレード/朝食 |
| マイルストーン特典 | 泊まった数の節目でもらえる。20泊から10泊ごとに、決められた選択肢から自分で選ぶ | ボーナスポイント/食事券/スイートへの確約券/ラウンジ |
ヒルトンやマリオットは「ランクが上がれば、あとは全部付いてくる」という作りです。ですがIHGは、ランクとは別に「節目ごとに自分で特典を選ぶ」仕組みがあります。そして、この記事でいちばん大事なラウンジは、ランクではなく後者にしかありません。
マイルストーン特典で何が選べるのかは記事の後半でまとめて説明します。ここでは「ランクとは別に、泊まった節目でもらえる特典がある」とだけ覚えてください。
IHGは、ランクが上がってもラウンジには入れません
この記事でいちばん伝えたいところです。
ヒルトンはダイヤモンドになればエグゼクティブラウンジが使えます。マリオットもプラチナ以上ならクラブラウンジが使えます。ですがIHGは、5つのランクのどこにも「ラウンジが使える」という特典がありません。ダイヤモンドエリートになっても、それだけではラウンジに入れないということです。
ラウンジに入る方法は2つだけです
- クラブフロアの部屋を予約する(ラウンジの利用がもともと付いている部屋を取る)
- さきほどのマイルストーン特典で「ラウンジ年間メンバーシップ」を選ぶ(40泊、または70泊まで泊まったときに選べます)
私は2番目の方法で使っています。つまりIHGでラウンジを使いたいなら、ランクを上げるのではなく、年間40泊してマイルストーン特典を取りにいくことになります。
🔴「IHGのダイヤモンドならラウンジが使える」と書いてある情報を見かけたら、それは間違いです。ここはIHGがほかの3グループと決定的に違うところなので、ラウンジ・朝食・部屋のアップグレードは、いつも分けて考えてください。
朝食が付くのはダイヤモンドだけです
もうひとつ、IHGで誤解されやすいのが朝食です。IHGの朝食は「ウェルカムアメニティの選択肢のひとつ」という形で提供されます。
| ウェルカムアメニティで選べるもの | |
|---|---|
| プラチナエリート | ポイント、または チェックイン時のドリンク・軽食 |
| ダイヤモンドエリート | ポイント、ドリンク・軽食、または2名分の温かい朝食(毎日) |

つまりプラチナ止まりだと、朝食は選べません。ここが、ほかのグループと比べたときのIHGのいちばん厳しいところです。
| 朝食が付くのは | |
|---|---|
| ヒルトン | ゴールドから(25泊) |
| マリオット | プラチナから(50泊) |
| IHG | ダイヤモンドから(70泊 または 120,000ポイント) |
朝食を目当てにするなら、IHGはいちばん遠いということです。年に数回しか泊まらない方には、正直おすすめしません。朝食が目的なら、ヒルトンのゴールドのほうがずっと早く届きます。
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ヒルトン会員ランク|ゴールドは朝食、ダイヤはラウンジ
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選択肢の中身はブランドと地域によって変わります(公式アプリにもそう書かれています)。「ダイヤモンドなら必ずどこでも朝食」ではない点だけ、頭に入れておいてください。
私のやり方:40泊+ポイントを買い足してダイヤモンド
ここからが、この記事でいちばん書きたかったところです。ダイヤモンドの条件は「70泊 または 120,000ポイント」ですが、70泊は現実的ではありません。そこでポイント側の条件で取りにいきます。
私のやり方はこうです。
- 年40泊まで泊まって、マイルストーン特典で「ラウンジ年間メンバーシップ」を取る
- その40泊の道中でポイントを買い足して、120,000ポイントに乗せてダイヤモンドになる
40泊を超えて泊まる必要はありません。ラウンジは40泊で取れるので、あとはポイントを足してダイヤモンドの条件を満たすだけです。これが、70泊しなくてもダイヤモンドになれる理由です。
予約するときに、ポイントが買えます
IHGの公式アプリや予約画面には「Get more elite-qualifying points」という項目があります。1泊ごとに、ランク達成にカウントされるポイントを買い足せる仕組みです。
実際の画面でお見せします。まず、1泊11,400円の部屋を選びました。

この予約の途中で、こういう画面が出てきます。

| 買うポイント | 追加料金(1泊) | 1ポイントあたり |
|---|---|---|
| 1,000ポイント | 475円 | 0.475円 |
| 2,000ポイント | 950円 | 0.475円 |
| 3,000ポイント | 1,425円 | 0.475円 |
| 5,000ポイント | 2,375円 | 0.475円 |
私が買うかどうかを決める基準は「2,000〜3,000円前後で買えるかどうか」です。理由は単純で、貯めたポイントを宿泊に使うとき、私の感覚では1ポイント0.9円くらいの価値になるからです。
つまり、買った値段のおよそ2倍で使えているという計算になります。だから私にとってポイントの買い足しは「ダイヤモンドを取るための出費」ではなく、それ自体が得な買い物です。ただし買える価格は部屋代によって変わります。毎回買うのではなく、安いときに買ってください。
⚠️ ダイヤモンド達成にカウントされないポイントがあります
ここを間違えると計算が合わなくなります。
🔴120,000ポイントの達成にカウントされるのは「ベースポイント」と「購入したポイント」だけです。エリートボーナスはカウントされません。
さきほどの予約の確認画面です。

この1,378ポイントのうち、ダイヤモンド達成にカウントされるのは、上の「Base Earnings」の689ポイントだけです。下の「Elite Bonus」の689ポイントは、使えるポイントとしては貯まりますが、ランクの達成には効きません。
ここを見落とすと「思ったより貯まらない」ということが起きます。アプリに出てくる数字は2つを足したものなので、ランクを狙っているときは、必ず「Base Earnings」のほうだけを数えてください。
いくらかかるのか
先ほどの例で計算します。1泊あたり5,000ポイント(購入)+689ポイント(ベース)=5,689ポイントがカウントされます。
| 計算 | |
|---|---|
| 必要なポイント | 120,000ポイント |
| 1泊あたり | 5,689ポイント |
| 必要な泊数 | 約21泊 |
| 追加でかかるお金 | 2,375円 × 約21泊 = 約5万円 |
どうせラウンジのために40泊は行くので、そのうち20泊ほどでポイントを買い足すだけです。毎回5,000ポイントを買う必要もありません。40泊のなかでうまく調整する、という感覚でやっています。
マイルストーン特典(20泊から、10泊ごと)
IHGは20泊から始まり、10泊ごとに特典をひとつ選べます(暦年ごと、100泊まで)。ゴールドエリート以上が対象です。
| 泊数 | 選べる数 | 選択肢 |
|---|---|---|
| 20泊 | 1つ | 5,000ボーナスポイント/フード&ドリンク特典2つ/確定可能スイートアップグレード1室 |
| 30泊 | 1つ | 5,000ボーナスポイント/フード&ドリンク特典2つ |
| 40泊 | 2つ | 10,000ボーナスポイント/フード&ドリンク特典5つ/確定可能スイートアップグレード1室 ラウンジ年間メンバーシップ |
| 50・60泊 | 1つ | 10,000ボーナスポイント/フード&ドリンク特典5つ |
| 70泊 | 2つ | 10,000ボーナスポイント/フード&ドリンク特典5つ/確定可能スイートアップグレード2室 ラウンジ年間メンバーシップ |
| 80〜100泊 | 1つ | 10,000ボーナスポイント/フード&ドリンク特典5つ |
特別なのは40泊と70泊だけです。この2つだけ2つ選べて、ラウンジ年間メンバーシップが選択肢に出てきます。
公式には「(限定1)」と書かれていますが、これは「年に1回だけ」という意味ではありません。40泊と70泊は特典を2つ選べるので、そのときに同じものを2つ選ぶことはできない、という意味です。つまり40泊では「スイートへの確約券」と「ラウンジ年間メンバーシップ」を両方取れます。
スイートへの確約券は、20泊・40泊・70泊のそれぞれで選べます。1年に1枚しか取れないわけではありません。泊まる数が増えるほど、確約券は積み上がっていきます。
意外と知られていないのが、20泊でも「確定可能スイートアップグレード1室」が選べることです。年20泊なら届く方も多いと思うので、ここは狙う価値があります。
なおラウンジ年間メンバーシップが使えるのは、クラブラウンジのあるIHGのホテル・リゾートです。シックスセンシズ、Mr & Mrs Smith、ラスベガス・マカオのアライアンスリゾートは対象外になります。
40泊するか、225ドル払うか。インターコンチネンタル アンバサダー
プラチナエリートには、泊まらずになる方法があります。インターコンチネンタル アンバサダーという有料会員に入ると、それだけでプラチナエリートになれます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 料金 | 225米ドル または 45,000ポイント |
| 特典① | 1つ上の客室カテゴリーへのアップグレードを保証 |
| 特典② | 午後4時までのチェックアウト時間の延長 |
| 特典③ | ウィークエンド無料宿泊(条件つき) |
| 特典④ | プラチナエリートステータス |
| 特典⑤ | 滞在1回あたり最大20米ドルのレストラン&バー クレジット 日本のホテルでは2,000円になります(下記) |
⚠️ 20ドルのレストラン券は、日本だと2,000円です
特典⑤のレストラン&バーのクレジットには、あまり知られていない条件があります。金額が、泊まる国ごとに決められています。公式規約に国別の一覧が載っていました。
| 泊まる国 | もらえる金額 | いまの為替での円換算 |
|---|---|---|
| アメリカ | 20米ドル | 約3,000円 |
| ヨーロッパ(ユーロ圏) | 15ユーロ | 約2,600円 |
| イギリス | 15ポンド | 約2,900円 |
| 日本 | 2,000円 | 2,000円 |
| 上記以外の国 | 20米ドルをその日のレートで換算 | 約3,000円 |
つまり、この特典は日本で使うといちばん目減りします。円が弱いいまは、アメリカで使えば約3,000円分になるところが、日本だと2,000円です。「20ドルもらえる」と思って日本のインターコンチネンタルで使うと、少し物足りなく感じるはずです。
ほかにも条件があります。ルームサービスには使えません(ホテル内のレストラン・バー・ミニバーのみ)。1回の滞在につき1回だけで、20ドル未満の会計に使っても差額は戻りません。また中国本土では対象外です。
プラチナの条件は40泊か60,000ポイントです。それが225ドルで手に入るということになります。数字だけを見れば、とても強い選択肢に見えます。
⚠️ 特典が効くのは、インターコンチネンタルに泊まるときだけです
ここが最大の注意点です。名前のとおり「インターコンチネンタル」アンバサダーであって、「IHG」アンバサダーではありません。
| どこに泊まるか | 効く特典 |
|---|---|
| インターコンチネンタル | アンバサダーの特典がそのまま効く(アップグレード保証/16時チェックアウトなど) |
| 一部のシックスセンシズ | 例外として朝食とアメニティ |
| それ以外のIHGホテル | プラチナエリートの特典だけ。アンバサダーの保証は効きません |
たとえばANAクラウンプラザに泊まるときは、アンバサダーの保証は効きません。プラチナエリートとしての扱いになります。
私は入っていましたが、やめました
ここは正直に書きます。私は以前アンバサダーに入っていましたが、いまはやめています。理由は3つあります。
- 目玉に見える「2連泊したら2泊目が無料」が、週末しか使えないこと。そもそも週末は1泊の料金が高いので、2泊目が無料でも恩恵を感じにくいのが正直なところでした
- 意外と枠が少なく、泊まりたいホテルで予約が取れないこと。結局使わずに終わった年もあります
- そもそもインターコンチネンタル専用なのが、私には合わなかったこと。私はもっと上のクラスのホテルか、逆に手頃なクラスに泊まることが多く、インターコンチネンタルに泊まる回数がそこまで多くありませんでした
公式には「ウィークエンド無料宿泊」と書かれています。ですが実際は2連泊したときの2泊目が無料になるもので、しかも週末限定、さらに枠が限られています。ここは入ってみないと分からない部分でした。
それでも向いている人はいます。インターコンチネンタルによく泊まる方なら、225ドルは十分に元が取れます。アップグレード保証と16時チェックアウトが毎回効くからです。逆に、いろいろなブランドに散らばって泊まる方には向きません。
なお、アンバサダーの中から招待された人だけがなれるロイヤルアンバサダーという上位ランクもあります。こちらは保証の効く範囲がインターコンチネンタル以外にも広がりますが、招待制なので、狙って入れるものではありません。
レイトチェックアウトは、全ランク14時までです
ここもヒルトンやマリオットと感覚が違うところです。
| ランク | レイトチェックアウト |
|---|---|
| クラブ〜ダイヤモンドエリート | 全ランク14時まで(空室状況により) |
ダイヤモンドエリートでも14時です。しかも全ランク「空室状況により」で、保証ではありません。アメックス・プラチナのFHRやマリオットのアンバサダーの16時と比べると、ここは弱い部分です。
16時まで延ばせるのは、インターコンチネンタルにアンバサダーとして泊まるときだけです。もうひとつ、アメックス・プラチナのFHRを使う手もありますが、それは記事の最後にまとめます。
ヒルトン・マリオットと比べてどうか
ここまでの内容を、ほかのグループと並べてみます。
| IHG | ヒルトン | マリオット | |
|---|---|---|---|
| 朝食 | ダイヤモンド(70泊/120,000P) | ゴールド(25泊) | プラチナ(50泊) |
| ラウンジ | ランクでは入れない(40泊のマイルストーン) | ダイヤモンド | プラチナ以上 |
| レイトチェックアウト | 全ランク14時 | ダイヤモンド・リザーブは16時 | アンバサダーで16時 |
| 泊まらずに上げる | アンバサダー225ドルでプラチナ | カードでゴールド/ダイヤモンド | カードでゴールド/プラチナ |
こうして並べると、IHGは「上級会員のうまみが少ないグループ」に見えると思います。正直に言えば、その印象は間違っていません。では、なぜ私はIHGのダイヤモンドを維持しているのか。次で説明します。
では、IHGはどう使うのが正解か
正直に書きます。私はIHGに、上級会員としての待遇を期待していません。
- 実際に泊まっていて、ほぼスイートにはなりません。アップグレードは「空室状況により」なので、期待しないほうがいいです
- レイトチェックアウトも早いです。ほかのグループの16時に慣れていると、物足りなく感じます
ではどう使うか。私はこうしています。
- 海外で「安く泊まって費用を抑えたい」ときにIHGに泊まる
- そこで貯まったポイントに、買い足したポイントを足していく
- そのポイントで、最高級の「リージェント」に泊まる
🔴これが私のいつものルーティンです。IHGは「上級会員の待遇で選ぶグループ」ではなく、「安く泊まってポイントを貯め、そのポイントで最高級ブランドに泊まるためのグループ」だと考えています。この見方に変えると、IHGの評価はまったく変わります。
リージェントは、IHGのいちばん上のブランドです。インターコンチネンタルよりさらに上の位置づけで、公式の規約にもIHGのブランドとして載っています。そこに、安宿で貯めたポイントで泊まれる。これがIHGのいちばんおいしい使い方だと思っています。
この使い方なら、朝食もラウンジもレイトチェックアウトも、じつはあまり関係ありません。大事なのは「1ポイントをいくらで買って、いくら分として使えるか」だけです。買うときは1ポイント0.475円、使うときは私の感覚で0.9円くらい。ここに価値があります。
日本では、インターコンチネンタルにラウンジ目的で泊まります
国内では、使い方が少し変わります。インターコンチネンタルには、ラウンジ目的で泊まることも多いです。
日本のインターコンチネンタルは、思っているより多くあります。東京・横浜・大阪・札幌・安比高原(岩手)・恩納村(沖縄)・石垣・別府など、北海道から沖縄まで、主要な観光地にひととおりそろっています。同じ都市に複数あることもあり、東京と横浜がそうです。
私はこの多くに実際に泊まっています。国内だけでもこれだけあるので、意識して選べば泊数は積み上がります。ホテルは新しく増えることもあるので、最新の一覧は公式サイトでご確認ください。
さきほど書いたとおり、IHGはランクではラウンジに入れません。私は40泊のマイルストーン特典で「ラウンジ年間メンバーシップ」を取っているので、それを使っています。この券があると、インターコンチネンタルのラウンジが目的で泊まる、という選び方ができるようになります。
国内のインターコンチネンタルのラウンジは、シャンパンと料理の出し方の質が高いです。ここは正直、ほかのIHGブランドとは別物だと思っています。「ラウンジのために泊まる」が成立するのは、国内ではインターコンチネンタルくらいです。
ただし、これは応用編です。基本はあくまで「安く泊まってポイントを貯め、そのポイントでリージェント」。ラウンジ目的の宿泊は、その戦略の上に乗っている使い方だと考えてください。
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はっきりおすすめしない人
正直に書きます。IHGを目指さないほうがいい方は、はっきりいます。
- 年に数回しか泊まらない人。IHGは朝食がダイヤモンドまで付きません。同じ回数ならヒルトンのほうが早く朝食にたどり着きますので、そちらを先に検討してください
- 行き先とホテルがかみ合わない人。インターコンチネンタルは札幌・安比高原・沖縄・別府と地方にもありますが、そこから外れると、IHGの選択肢はANAクラウンプラザやホリデイ・インが中心になります。行き先に合うホテルがないと、そもそも泊数が貯まりません
- ラウンジ目当ての人。何度も書いたとおり、ランクでは入れません。年40泊してマイルストーンで取る必要があります
ANAクラウンプラザは、高級ホテルを期待して行くと肩透かしになります。一方で出張の拠点としては十分に優秀で、ラウンジのあるホテルも多いです。期待値を合わせて泊まれば、悪い選択肢ではありません。
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ランクがなくても、安く泊まる方法はあります
ここまで読んで「40泊は無理だな」と思った方のほうが多いと思います。ランクを追わなくても、IHGのホテルに安く泊まる方法はあります。
国内のIHGホテルは一休.comや楽天トラベルにも出ています。セールやタイムセールのタイミングで取れば、会員ランクがなくても十分に安く泊まれます。むしろランクがない方ほど、料金そのものが下がることの意味は大きくなります。
それでも「朝食とラウンジ」が欲しいなら、クラブフロアの部屋を直接予約するのがいちばん確実です。ランクに関係なくラウンジが使えますし、40泊する必要もありません。
一休で予約するなら、カードで「一休ダイヤモンド」を取るのが早いです
国内のIHGホテルは、一休.comに出ていることが多いです。その一休にも会員ランクがあって、いちばん上が「ダイヤモンド」です。
ダイヤモンドになる通常の条件は、半年で30万円以上を一休で使うことです。これはなかなか大変です。
ところがセゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードを持つと、利用金額に関係なく、一休ダイヤモンドを6ヶ月体験できます。半年30万円という条件を、カードを持つだけで飛ばせるということです。
| 一休ダイヤモンドで変わること | |
|---|---|
| タイムセール | 1時間先行して入れます |
| 提携施設 | プレミア特典が使えます |
| 国内宿泊のポイント | 5%(通常の会員は2%) |
IHGで40泊してランクを上げるより、こちらのほうがずっと早く効きます。高いホテルに泊まるほど、ポイントが5%になる差は大きくなります。
⚠️6ヶ月の体験が終わったあとの維持条件は、公式に書かれていません。「まず半年、上のランクで一休を使ってみる」ための特典と考えてください。
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アメックス・プラチナなら、ランクがなくても上級会員と同じ扱いになります
もうひとつの近道です。アメックス・プラチナのFHR(ファイン・ホテル・アンド・リゾート)経由で予約すると、会員ランクがなくても、朝食・部屋のアップグレード・16時チェックアウトが付きます。
思い出してください。IHGのレイトチェックアウトは、ダイヤモンドでも14時でした。FHRなら16時です。40泊してダイヤモンドになるより、対象ホテルではFHRのほうが上の待遇になります。
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よくある質問
IHGのダイヤモンドになれば、ラウンジは使えますか
使えません。IHGは5つのランクのどこにもラウンジアクセスが付いていません。年40泊してマイルストーン特典で「ラウンジ年間メンバーシップ」を選ぶか、クラブフロアの部屋を予約してください。
プラチナエリートでも朝食は付きませんか
付きません。プラチナのウェルカムアメニティは「ポイント」か「ドリンク・軽食」の2択です。朝食を選べるのはダイヤモンドエリートだけです。
ポイントを買ってダイヤモンドになるのは、規約上問題ありませんか
問題ありません。IHG公式の予約画面に用意されている正規の仕組みで、購入したポイントはランク達成にカウントされます。
アンバサダーに入れば、IHGのどこでもアップグレードが保証されますか
されません。アンバサダーの保証が効くのはインターコンチネンタルに泊まるときです。ほかのIHGホテルではプラチナエリートとしての扱いになります。
OTAで予約しても、宿泊実績は付きますか
付きません。ランクを目指すなら、IHGの公式サイト・アプリから予約してください。ランクを目指さない年は、OTAで安く取るほうが得です。
まとめ
- IHGはランクではラウンジに入れません。40泊のマイルストーン特典か、クラブフロアの予約が必要です
- 朝食が付くのはダイヤモンドだけ。ヒルトン(ゴールド)・マリオット(プラチナ)より遠いです
- 私のやり方は「40泊+ポイントを買い足してダイヤモンド」。70泊は現実的ではないので、ポイント側で取りにいきます
- ⚠️120,000ポイントの達成にエリートボーナスはカウントされません。ベースと購入分だけです
- ポイントは2,000〜3,000円前後で買えるときに買う。使うときは1ポイント0.9円くらいの感覚なので、およそ2倍で使えています
- プラチナは225ドルでも手に入ります(インターコンチネンタル アンバサダー)。ただし保証が効くのはインターコンチネンタルだけです
- 私はアンバサダーをやめました。2泊目無料が週末限定で枠も少なく、インターコンチに泊まる回数も多くなかったためです
- ⚠️20ドルのレストラン券は、日本で泊まると2,000円になります。円が弱いいまは、海外で使うほうが得です
- 実際に泊まっていて、ほぼスイートにはなりません。レイトチェックアウトも早いです
- 私の使い方は「海外で安く泊まってポイントを貯め、そのポイントで最高級のリージェントに泊まる」です
- 年に数回しか泊まらないなら、まずヒルトンのゴールドからのほうが早く満足できます
IHGは、上級会員の待遇で選ぶグループではありません。朝食もラウンジもアップグレードも、正直ほかの3グループのほうが上です。
ですが、ポイントを自分で買ってランクも宿泊費もコントロールできるのはIHGだけです。安く泊まってポイントを貯め、そのポイントで最高級のリージェントに泊まる。この使い方ができる方にとっては、4グループのなかでいちばん面白いプログラムだと思います。
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