【2023年8月最新版】マリオットボンヴォイアメックスカードの特典を徹底解説【損する人/得する人】

この記事ではこういった疑問にお答えします。

この記事で解説する内容

私の結論は以下です。

『このカードは持つと損する人と、得する人にスパッと分かれます。』


年間150万円決済する気がなくて、旅行が好きではない人は絶対に持たないでください。

残念ですが、決済額ノルマをこなせないとカードの特典を全く活かせません。

持ちたいけど決済額が気になると言う人は、決済ノルマのクリアに使える補助案もあるので諦めないでください。

その気になれば誰でもクリアできますので、安心して記事の続きをご覧ください。

 

年間150万円以上決済する気のあるひとで、旅行好きの人は絶対に持ってください。

カードの特典を活かせるので、国内旅行から海外旅行まで存分に威力を発揮できます。

年会費は申し込みキャンペーンのポイントをホテルに宿泊、もしくはマイルに交換すれば、実質無料以上で交換できます。

まず、一年使ってみて合うか合わないかの判断をお試しすることをおすすめします。

正直、年間150万円以上決済する人はノーリスクでカードを所有できます。

マリオットボンヴォイアメックスカードの特徴

日本国内、海外旅行する人には非常にありがたいサービスが詰まった、トラベラーには必須のカードです。

トラベラー必須の特典

カードにはノーマルカードと、上位版のプレミアムカードがありますので、２つの違いを下の表にまとめていきます。

ノーマルとプレミアムのカード比較

カードデザイン
カード種類	ノーマル	プレミアム
年会費	23,100円　税込	49,500円　税込
家族カード	１枚無料（２枚目以降11,150円）	１枚無料（２枚目以降24,750円）
決済時のポイント付与率	100円＝2P （マリオット系列ホテル利用時は4P）	100円＝3P （マリオット系列ホテル利用時は6P）
付帯ステータス	シルバー （年間100万決済時はゴールド）	ゴールド （年間400万決済時はプラチナ）
1年に一回無料宿泊特典付与 （年間150万決済利用が必須条件）	35000Pまで可能	50000Pまで可能
宿泊実績付与	５泊追加	15泊追加
レストラン割引	※終了	※終了
100米ドルのクレジット （リッツカールトン、セントレジスに２泊以上が対象）	あり	あり
海外旅行保険 （利用付帯）	最大3000万円	最大１億円
空港ラウンジ	国内に28 箇所、海外に1箇所あり	国内に28 箇所、海外に1箇所あり
手荷物宅配 （空港から自宅の帰国時のみ）	１個まで無料 （成田、セントレア、関空）	１個まで無料 （成田、セントレア、関空、羽田）

カード特典（ベネフィット）の詳細解説

次にプレミアムにしかない特典の詳細を解説していきます。

このパートを理解してもらえるとノーマルカードの選択肢は消えて、プレミアムの良さを理解してもらえることになります。

優れているポイント

このポイントさえ押さえておけば、年会費は無料になるのと同義なとても重要なポイントです！！

後述しますが、基本的にノーマルカードは特殊な需要で持つ以外メリットがないので、解説はプレミアムカード前提ですすめていきます。

①無料宿泊特典

50000Pまでのマリオット系列のホテルに無料で宿泊できる権利がもらえます。

無料宿泊特典は２年目以降毎年アカウントに自動で付与されます。

こちらもチェック無料宿泊特典【抑えるべき４つのポイント】

注意点としては、前年に150万円以上のカードが必要です。

これが、150万円決済できないと持つ意味がないとご説明した一つ目の理由ですね。

例えば50000Pあれば超高級ホテル、リッツカールトン大阪にも宿泊可能な時期もあります。

50000Pの日の値段を見ると、事前払いで49,556円、通常払いで53,907円です。

大体1P＝1円の価値で交換できているのがわかります。

もちろん1P＝1円以下の日やホテルもあるので、その辺はお得に泊まれる日を探して楽しみましょう。

泊まりたいホテルが50000Pを超える場合、15000Pまでは自分のポイントを追加して宿泊することも可能です。

例えば、61000Pの時に宿泊する場合は、無料宿泊特典（50000P）＋追加ポイント11000P＝61000Pで可能となります。

ポイントにお釣りは出ないので、50000P以下のホテルには使わない方がいいです。

きちっと使い切れる範囲で多少追加する方が、お得に目的のホテルに宿泊できますよ。

150万円達成の期限はカード発行日から1年なので人によって違う点はご注意ください。

②マリオットグループの宿泊実績とエリートステータス付与

マリオットボンヴォイにはエリートステータスという会員制度が存在します。

ホテル会員になったらお得にホテルが利用できますよという制度です。

こちらもチェックマリオットボンヴォイ会員制度徹底解説【５分でかんたん登録】

ホテル会員と言っても誰でも簡単に無料でアカウントを作成できます。

マリオットのステータスは全部で６段階あり、マリオットグループへの前年の宿泊数や利用額によってランクが決定されます。

プレミアムカードを作成すると上記のゴールドエリートステータスを取得できます。

自動付帯ですので、達成条件の年間25泊しなくてもゴールドを維持できる仕組みです。

ゴールドエリート会員

【マリオットエリート会員の特典一覧表】

会員ランク	メンバー	シルバー	ゴールド	プラチナ	チタン	アンバサダー
必要条件	登録	10泊	25泊	50泊	75泊	100泊+α
客室での無料WIFI	◯	◯	◯	◯	◯	◯
会員料金	◯	◯	◯	◯	◯	◯
モバイルチェックイン	◯	◯	◯	◯	◯	◯
完全予約補償		◯	◯	◯	◯	◯
ポイントボーナス		10％	25%	50%	75%	75%
優先レイトチェックアウト		◯	14時	16時
エリート会員専用サポート				◯	◯
ホテルのウェルカムギフト			ポイント	ポイントor朝食orアメニティ
客室アップグレード			◯	◯ 一部スイート含む
ラウンジへのアクセス				◯	◯	◯
客室タイプの保証				◯	◯	◯
年間チョイス特典				50泊時	75泊時
48時間前予約保証					◯	◯
アンバサダーサービス						◯
Your24						◯

ゴールドエリート欄に記載ある事項が特典でもらえます。

複数ある中で特に重要な特典に黄色いマーカーを引いているのでご確認ください。

 ゴールドの重要特典一覧

本来25泊するか、アメックスプラチナカードを（年会費15万近くする）作成するかしないともらえない特典です。

実際、ポイントボーナス25％や、ウェルカムギフトでもらえる500〜1000ポイントはバカになりません。

さらには客室のアップグレードもあります。

一番安いお部屋を予約しても、その日の空き状況によりいいお部屋に追加料金なしでアップグレードなんかも稀にあります。

そんな数ある特典の中でも、一番ありがたいのは14時までのレイトチェックです。

一般的な日本の旅館、ホテル	ゴールドエリート
10時チェックアウト	14時チェックアウト

なんと、一般的なホテルや旅館に宿泊するのとではチェックアウトの時間に4時間も差があります。

これだけでもそれなりにお得ですが、じつはさらに上のプラチナエリートの会員権利ももらえる選択肢があるのがプレミアムカードです。

プラチナエリート会員

プラチナエリート会員になると、上記のゴールド特典がさらにアップグレードされます。

人気記事マリオットプラチナエリート【最短取得方法４選】

会員種別	ゴールドエリート	プラチナエリート
ウェルカムギフト	ポイントのみ	朝食が選択可能
レイトチェックアウト	14時	16時
クラブラウンジアクセス	なし	あり
部屋のアップグレード	スイート含まない	スイート含む
ポイントボーナス	25％	50％

ゴールドでもホテルに泊まる際には役立つ内容の特典がついていますが、プラチナになるとさらにお得になります。

プラチナで増える重要特典

正直、プラチナになってからがマリオットホテルの本領発揮とも言われています。

ただし、これだけの特典がつけばハードルが上がるのも当然で、年間50泊以上マリオットホテルに宿泊しないとプラチナエリートにはなれないんですね。

プラチナになるサポート

プラチナエリートになる際にとても役立つのが、

【15泊の宿泊実績】と【年間決済400万円でプラチナ付与】の二つのプレミアム特典です。

例えば、15泊の宿泊実績がつくと、残りは35泊なので10日に一回利用すればプラチナの50泊に到達しますよね。

また、マリオットはプロモーションで宿泊実績２倍のキャンペーンを頻繁に行います。

実際に今年も去年も行っており、プロモーションを活用すると17日程度の宿泊でプラチナになることも可能でした。

もう一つは、プレミアムカードで年間400万の決済を行うとプラチナエリートが付与される特典です。

こちらはかなり人を選ぶ特典ですが、人によってはただ使うだけでプラチナエリートになれるので、貴重な特典とも言えます。

プレミアムカードを所持することによりプラチナを狙うのに有利になります

プラチナエリートになると、朝食が無料になったり、ラウンジアクセスがついたりと金銭的にも負担減るので、無理なくチャレンジできる方は目指すのを強くおすすめします。

③ポイント還元率が非常に優れている

プレミアムカードは100円で３Pのポイントが貯まります。

さらにマリオットの系のホテルに宿泊した場合は、100円で６Pと６％になり非常にたくさんのポイントが貯まります。

非常に優秀なポイント取得率ですが、使い道を一歩間違えると大損してしまうので注意が必要です。

マリオットポイントの効率のいいおすすめ交換先は２つあります。

おとくな交換先２つ

人気記事マリオットボンヴォイポイント【価値が倍増する使い方】

ホテルへのポイント交換

お得な交換先の一つ目は王道のホテル宿泊との交換です。

こちらはホテルによりかなり差が出るので、必ず現金宿泊時の値段と比較して使用しましょう。

お得な使い方をすると1Pが2〜3円にもなります。

お得な使い方の一例

このホテルの場合、現金だと9,000円しますが、ポイントだと5000ポイントで宿泊できます。
１P＝1.8円なので、かなり優秀な使い道です。

さらにはポイント宿泊には裏技があります。

なんとポイント宿泊で5泊予約すれば最後の５泊目が無料になるという嘘のようなほんとの話です。

この技を使ってめちゃくちゃ安く宿泊できるホテルがあるんだよ。

 

モルディブにあるリッツカールトンは現金がと１泊45万円する超超高級ホテル。

こんなとこ現金で宿泊できないですよね笑

このホテルはポイントで予約すると約10万ポイントで宿泊できちゃいます。

しかも裏技の４泊を組み合わせると、、、

現金で1,538,428円なのが、

42万ポイントと19万円程度で宿泊できます。

これだと１P＝ 2.5くらいの交換率です。

154万円必要なところが、42万ポイントと19万円でいけるとかめちゃくちゃ夢がありますよね。

まあ流石にこのポイント貯めるの大変ですけど笑

マイルとの交換

ポイント交換の大本命がこちらのマイルに交換なんです。

この方法を知らずにいるとせっかく貯めたポイントを大きく損することに。。

人気記事ポイントをマイルに交換【高還元移行先４選】

マリオットポイントは100円＝1.25のレートでマイルに交換できるんだよ

本来は3 :1の交換比率ですが、60,000P交換ごとに5000マイルがボーナスされます。
これを加味すると1.25マイルの還元率になります。

交換できる航空会社は全部で40社以上もあります。

みなさんご存知のところで言うと、ANA、JALももちろんあります。

旅行に一番強いと言われている通常のアメックスカードよりも多いところに、このカードの本気さが伝わります。

こんなにもたくさんの交換先があり、なおかつホテルにも使えるオールマイティーなカードは他に類を見ません。

マイルのすべての交換先としてはこちら公式サイトをご確認ください。

おすすめの航空会社４選

上記の2つについては、燃料サーチャージもいらない上に、ポイント交換率も1.25マイルと高還元率です。

例えば、アメリカンマイルやアラスカマイルだと、東南アジアが5-60000マイルで、ビジネスで乗れちゃいます。

これ現金だと25-36万円とかするんです。

計算すると1マイル＝6円ほどの価値になっちゃいますよね。

さっきのホテルより還元率がだいぶん高いのが伝わったかと思います。

もう一つ例えを出すと、ユナイテッド航空はさらにお得です。

ユナイテッド航空は国内線がお得に乗れる飛行機ですが、ユナイテッド航空に限り60,000P毎の交換でさらに10,000ボーナスがつきます。

60,000P＝30,000マイルで交換が可能になるんです。

マリオットポイントはマイルに交換して旅行する方が圧倒的におとくなんです。

 

④100米ドルのホテルクレジット

対象ブランドと条件

こちら回数制限はありませんので何度でも使えます。

今100USDといえば、14,500円くらいにはなるので、レストランのディナー代くらいにはつかえます。

私も先日、セントレジスランカウイで利用しました、レストランで有効に使わせていただきました

対象ホテルによく泊まる人は、これだけでも年会費が元取れるくらいのすごいお得な特典です。

その他の特典

その他使えそうな特典一覧

レストラン優待　※２０２２年で終了

マリオット系のホテルに入っているレストランで15％OFFで食事ができる。

こちらもチェックマリオットレストラン割引【ラウンジ併用で食費を浮かす方法】

注意点としては、国内限定かつ、対象のレストランが限られている点にご注意ください。

対象レストランは行く前にこちらで事前に調べてください。

海外旅行保険

カード付帯の海外保険ですが、365日24時間日本語対応可能と海外旅行にはとてもありがたいサービスが付帯しています。

利用付帯という、旅費を決済しないと保険適用されないので気を付けてください。

詳しく解説マリオットアメックス【海外旅行保険】利用付帯に要注意

基本カード会員保険種類	利用付帯（旅費をカード決済必要）
死亡障害、後遺障害保険金	最高１億円
障害治療用保険金	最高300万円
疾病治療費用保険金	最高300万円
賠償責任保険金	最最高4,000万円
携行品損害保険金	1旅行中最高50万円
救援車費用保険金	保険期間中最高400万円
国内旅行（障害死亡、後遺障害保険金）	最高5,000万円

こちらは家族カード会員にも保証があります。

基本カード会員の家族保険種類	利用付帯（旅費をカード決済必要）
死亡障害、後遺障害保険金	最高1,000万円
障害治療用保険金	最高200万円
疾病治療費用保険金	最高200万円
賠償責任保険金	最高4,000万円
携行品損害保険金	1旅行中最高50万円
救援車費用保険金	保険期間中最高300万円
国内旅行（障害死亡、後遺障害保険金）	最高1,000万円

海外保険がこれだけで足りるかというと物足りないのみ事実です。

合わせて海外保険に加入するか、別のクレジットカードの保険と掛け合わせるかの対応をお勧めします。

海外旅行保険は、有事の際に所持カードの補償を合算して受けることが可能です。

空港ラウンジ利用

アメリカン・エキスプレスのカードとご利用当日の搭乗券を呈示いただくと、国内28か所、海外1か所の空港ラウンジを、同伴者お一人様と共に無料で利用できます。

空港詳細はこちらをご確認ください。

手荷物配送（帰国時空港→自宅）

海外旅行や出張などの出発時、帰国時にご自宅～空港間でのスーツケース、ゴルフバックを無料で配送するサービスです。

うまく使えば結構便利なサービスですので、詳細はこちらをご確認ください。

プレミアムカードには羽田も含まれます。

カードを持つと損する人、持つと得する人

【結論】

どう考えても、年間150万円以上決済できない方はカードを持っても損します。
カード発行は見送りましょう。

年会費が安いからと言ってノーマルカードを作成するのはさらにもったい無いです。

やめた方がいい理由

この２点がクリアできないと年会費分を丸々損してしまいます。
その場合は他のカード作成しましょう。

オススメは、ユナイテッド航空のマイレージプラスセゾンカードです。
年会費安くて、マイルも高還元なのでおすすめです。

持つメリット

実際に使ってみるとわかりますが、各種特典により今までの自分では考えられない体験をできます。

マリオットは添い寝が１２歳まで２名無料になるなど、とても家族に優しいホテルです。
実際に温泉旅館に泊まるよりも、高級ホテルに泊まる方が安くなるのが日常化します。

私もマリオットカードに出会うまではこの景色を知らず、たくさんの時間を無駄にしました。。

今では子供も次はどこに行くの？って毎回嬉しそうに聞いてきます。

マリオットアメックスは上手に使えば、旅行の価値観を一変させる魔法のカードです。

子供が大きくなるのはほんと一瞬です。

あなたの家族旅行の価値観が、マリオットアメックスによって変わることを願っています。

マリオットアメックスが魅力的なカードは十分理解した。

「でも決済がちょっと問題なんだよね」て方は以下の方法でクリアするのがベスト。

おすすめの決済額クリア方法

マリオットボンヴォイアメックスは家族カードが一枚無料で発行できます。

ご夫婦や、親御さんに家族カードを持たしてあげて決済の協力をしてもらう。

これだと150万円も結構近くなってきますよね。

あとは生活費の決済をカードにまとめたりしていくとかなり手助けになります。

それでもどうしても足りない時は、アマゾンギフトや、百貨店の商品券なんかを購入して帳尻合わせるかたも見かけます。

お得な申し込み方法

申し込む際に絶対に忘れてはいけないこととして、カード発行時は必ず紹介キャンペーンを利用するようにしてください。

紹介キャンペーンを使わずに申し込んでしまうと、もらえるポイントが減ってしまいます。

せっかく加入するならもらえるポイントが多い方がいいので、紹介プログラムでの加入を強くお勧めします

紹介プログラムを利用する際は、現会員からの紹介が必要です。

お知り合いにカード利用者がいらっしゃればぜひ紹介してもらってくださいね。

実際に利用しているリアルな使い心地もきけますし、カード発行の参考になると思います。

もし、お近くにいらっしゃらないようであれば、私にご紹介させていただければ幸いです。

紹介者、被紹介者様共にポイントが付与されるキャンペーンですので、

いただけたポイントを、今後の全国の宿泊記を掲載するために有効活用させて頂きます。