【初心者でもわかるマイルの基本知識②】航空会社のアライアンスを覚えよう

この記事ではこういった疑問にお答えします。

この記事で解説する内容

さて、前回のお話でマイルがどんなものかは理解してもらえたと思います。

とはいえ、いざマイルを貯めようと思っても、、、

こんな悩みの方も多いと思います。

そんな時に必要になるのが、航空会社のアライアンスです。
マイルの基本シリーズ②では、航空会社のアライアンスについて初心者の方でもわかるように解説していきます。

マイルの基本シリーズは初心者の方でも諦めずに理解していけるように、１から順にシリーズ化しています。

バックナンバーも併せてごらんください。

おすすめ

【初心者でもわかるマイルの基本知識①】マイルがあれば飛行機に無料でのれる

1記事ごとにあえて短く区切って解説しているので、わりと飽きずにたのしみながらマイルについて学んでいただけると思います。


シリーズ通して記事をご覧いただいた方は、ご自身の力で日本国内、世界中どこでも格安で旅行できる知識を身につけて頂けます。

ぜひ最後までお付き合いくださいませ。

わかりやすくシリーズ化しているので、少しづつ理解し一緒に学んでいきましょうね。

航空会社のアライアンス

『アライアンスとは、各航空会社が提携し協業関係になっている同盟（グループ）のことです。』

アライアンスをうまく利用すればお得に特典航空券が発行できます。

アライアンスがマイルの基本であり、これを知らないとおとくに飛行機に乗れないです。

じつは、実際私も初めはアライアンスの存在を全く知りませんでした。

アライアンスのメリット

アライアンスを理解することにより、２つのメリットがあります。

安く航空券を発行できる

アライアンスのパートナー会社同士は、マイルを共有できるようになっています。

例えば、ANAマイルがあればANAの提携している航空会社で同じように特典航空券に交換できます。

アライアンスを理解していれば、「ANAだとマイルと燃料サーチャージがかかるけど、パートナーだとマイルだけで航空券発行する」のように、一番安いマイルで目的地に行くことが可能になります。

逆に言うと、アライアンスを理解しておかないと、本来35,000マイルで行けるところを50,000マイルかかったりしてしまいます。

マイルの失効リスクが減る

日系航空会社はマイルが３年で失効します。

昔の僕は、とりあえずハワイに行きたいからANAマイルをたーめっよって感じで、脳死でANAマイルを全力で貯めていました。

でも貯めたときに気づきました。

なにこれ全然飛行機取られへんやん、、、

そうです。人気路線は絶望的にマイルで飛行機予約が取れないんですよね。

特に日本の一般的なお休みである土日や長期休暇は厳しいです。

なのでしょうがなく、国内で沖縄行ったり、北海道行ったりで消費していました。

これでも、別にマイナスではないのですが、実際行きたいところには使えず、使えるところにいくという本来の目的は達成できない状態に。。。

そんなこんなで、マイルの有効期限がきてマイル失効になんてなったら泣くに泣けない最悪の事態。

そうこうしてるうちに、ANAとJALマイルは３年で失効してしまいます。

ところが国外の航空会社は、基本的に無期限（利用や追加があれば）でマイルを保存できます。

つまり、アライアンスを理解することにより、海外の航空会社にマイルを貯めることになるので実質無期限で保存できます。

アライアンスのグループ

アライアンスとは各航空会社のグループになっています。

同じアライアンスのグループでマイルを共通して使用できるのが最大の特徴です。

例えばANAマイルを持っていた場合、ANAが属するアライアンスの他の航空会社でANAのマイルが使用できるということです。

アライアンスには大きく分けて、３つのグループがありますので解説していきます。

スターアライアンス

スターアライアンスのに加盟している航空会社は、全部で26社あります。

みなさんがなじみ深いANAは、スターアライアンスに加盟しています。

確かにアライアンスだと他の航空会社のチケットをANAで発券することは可能です。

でもここに落とし穴があります。

中にはANAの飛行機に乗るのにANAマイル使うより、他の航空会社のマイル使う方が安いパターンがあります。

特に国内線はユナイテッド航空（UA）がめちゃくちゃ便利だし安いです。

UAマイルを利用した場合

ある日の航空券を発見する際に、ANAマイルとUAマイルの料金を見てみましょう。

まずはANAサイトで当店航空券を確認します。

羽田から福岡が、7500マイルですね。

次は同じ便をUAで見てみると、なんと5.5K（K＝1,000）なので、5,500マイルで予約できます。

これ同じ飛行機なんですよ？

2,000マイルも差が出てしまいます。

これを往復して、4,000マイルの差だと家族４人旅行なら16,000マイルの差です。

ただANAに脳死でマイルを貯めたことにより、16,000マイルの損失。

これがアライアンスの基本です。

アライアンスをうまく利用し、自分がよく行く場所や、行きたい場所に合わせて一番お得な航空会社のマイルを使いましょう。

ユナイテッド航空はアメリカの航空会社です。

スターアライアンスなので、ANAはもちろんのことアライアンスないの他の航空会社のチケットも発行できます。

詳細については、ユナイテッド航空編で詳しくお伝えしますので、本日はここまでの内容をしっかり覚えておいてください。

それと、次回までにANAとUAのマイレージ会員（無料）は登録しておいてくださいね。

ANA、ユナイテッド航空のアカウント開設をしているとスムーズです。

航空会社によってはアカウント開設直後はマイルを貯めたり使用したりできないので、早めに作成しましょう。

ワンワールド

ワンワールドに加盟している航空会社は、全部で13社あります。

みなさんなじみ深いJALは、ワンワールドに加盟しています。

このアライアンス内であれば、どの航空会社のマイルでも特典航空券で予約できます。

なので、JALマイルからでも他の航空会社のチケットを発券したり、他の航空会社のマイルでJALのチケットが発券できたりします。

ワンワールドのオススメ会社はアメリカン航空、アラスカ航空、JALです。

基本的な考え方はスターアライアンスでお伝えしているので、次回のワンワールド編の記事で詳しくお伝えしていきます。

それまでにJAL、アメリカン航空、アラスカ航空のアカウント開設をしているとスムーズです。

航空会社によってはアカウント開設直後はマイルを貯めたり使用したりできないので、早めに作成しましょう。

スカイチーム

スカイチームに加盟している航空会社は、全部で19社あります。

日本の航空会社は加盟していないので聞きなれないかもしれないです。

スカイチームのアライアンス内であれば、どの航空会社のマイルでも特典航空券で予約できます。

スカイチームのオススメ会社はデルタ航空です。

基本的な考え方はスターアライアンスでお伝えしているので、次回の記事スカイチームで詳しくお伝えしていきます。

それまでにデルタ航空のアカウント開設をしているとスムーズです。

航空会社によってはアカウント開設直後はマイルを貯めたり使用したりできないので、早めに作成しましょう。

ここまでで、アライアンスの重要性は理解してもらえたとおもいます。

次回は各アライアンスごとの特徴をお伝えしていきますね。


今回は少し長くて疲れたと思います。

それでは次の記事でお会いしましょう。

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